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「窮鼠はチーズの夢を見る」

一週間ぶりの更新なのに・・・
すいません・・・、「秘密」の話題ではないです(^^;)


完全に別世界に行っておりました。


理由の一つはこれ!








「窮鼠はチーズの夢を見る」




前の記事にチラッと書いたBL漫画を書店で探して読みました。

「窮鼠はチーズの夢を見る」(水城せとな著)という作品だったのですが、
すいません・・・、BL漫画侮ってました!
あまりにも感動し、しかも酔いしれてしまって戻ってこれませんでした・・・(^^;)

そして「窮鼠は~」の続編も強烈に読みたくて、ネットで注文し数日前にやっと届いたのですが、読んで号泣し、読み返してまた泣いて・・・、いつも腫れぼったい瞼をさらに腫らした状態で出歩いていました・・・。

続編はこちら↓
「俎上の鯉は二度跳ねる」




私は『BL』って男の子と男の子が出会って当たり前のように恋が始まってしまうファンタジーみたいな話だと思っていたのですが、これは全く違いました!

これは元々レディコミ誌に掲載された作品らしく、大人向けに描かれたものだからかもしれませんが、「ノーマルな男」が「ゲイの男」と恋に落ちていく様をとても丁寧に、リアルに、そしてあまりにも切なく描いています。

感動してしまったので軽~くですがレビュー書きました(^^;)



「窮鼠はチーズの夢を見る」

誘われると断れず、主体性のない恋を繰り返す主人公の恭一。
結婚後も変わることなく女性に誘われるがままに浮気を繰り返していた恭一が大学時代の後輩今ヶ瀬と7年ぶりに再会したことで、その運命は大きく変わり始めます。

恭一は大学時代からずっと恭一が好きだったという今ヶ瀬の熱いアプローチに、これまでの恋愛と同じように押し流されて行きます。
毎日今ヶ瀬に愛を訴えかけられ世話を焼かれる生活に心地よさを感じ、時に今ヶ瀬の周囲の男性に嫉妬したりしながらも、恭一が自分の今ヶ瀬への想いが何であるかを確かめようとすることはありません・・・。
何かあると繰り返すのは「俺はゲイじゃない」「俺はノーマルだ」という言葉のみ。

一方の今ヶ瀬も実は恭一が本気で自分を愛してくれるとは思っていません。
恭一がいずれ本当に愛する女性と出会ったら、潔く身を引こうとしている・・・。

「窮鼠は~」ではこんな二人が近づいたり離れたりを繰り返しながら結ばれるまでを描いています。


「俎上の鯉は二度跳ねる」

「窮鼠は~」で結ばれ、一見平穏な日々を送っているかに見える二人でしたがその関係はまだまだ微妙・・・。
そんなときに現れた恭一に想いを寄せる会社の部下、たまきの存在が二人の関係を大きく揺るがし始めます。

「恭一は自分とでは幸せにはなれない。いつか恭一を女性に返さなければならない」と考える今ヶ瀬は恭一と離れたくない感情との狭間で苦しみ、「窮鼠は~」で『潔い良い、いい男』であった彼が次第に情緒不安定な情けない男へと堕ちて行きます。
そんな今ヶ瀬を大切に包み込む恭一・・・。
しかし、自分の彼への想いが「愛」なのか判別できずにいる恭一は彼に「愛している」とは言うことができません。
訪れる別れ・・・。
そして再会。
恭一への執着ですっかり自分を見失ってしまった今ヶ瀬と、初めての本当の「愛」に目覚め強くなった恭一。
この二人が選ぶ未来とは・・・?





この両方の作品を通して感じたのは「この作者さん、同性愛についてものすごく深い考察を重ねたのだろうな~」ということです。
あとがきに「自分がそこらの男性よりもかっこいい女性に迫られたらどうなるか考えた」と書いてありましたが、魅力的な同性に惹かれたとしても簡単にそれが「恋だ」とは思えない・・・その辺りの微妙な心理がものすごくリアルに描かれています。
男性に読んでもらっても納得いくような流れになっているのでは・・・と思います。
(主人に読ませる勇気はさすがにないですけど・・・)

しかし最後まで読んでいくと『同性愛』というだけではない、人が人を愛するという大きなテーマを扱っているように思える・・・、そんな余韻を残すストーリーとなっています。

正直、この漫画のラストはハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは分かりません・・・。
でもきっと二人は今も幸せに暮らしているに違いない!
そう思いたくなるラストです。

絵は個性的で好き嫌いが分かれるかもしれませんがキャラクターの表情がとても豊かで細やか。
恭一が自分の気持ちを自己分析するシーンや登場人物達が繰り広げるセリフの応酬など、言葉も魅力的ですばらしい心情表現がなされているなぁ・・・と思いました。
かなり泣かされます!

また、この方の描く半開きの口元はものすごくセクシー!キスシーンのエロさはこの上ない感じがします(笑)
性描写も露骨で激しめですが、汚らしい感じはなく大人の女性であれば普通に楽しめると思います。


基本的に恋愛メインの漫画や小説はあまり読まない私ですが「恋っていいなぁ・・・」と素直に思わせてくれる切なくて素敵なお話でした!
当分の間、読み返してまた泣くと思います(^^;)


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テーマ : ボーイズラブ
ジャンル : アニメ・コミック

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初コメがこんなところですいません。

初めまして、めぐるさま。
しづと申します。

わたしも薪さんに溺れてまして、冷静に原作を読むことができません。かれのこの行動は正しいとか、間違ってるとか、正常な判断ができない状態です・・・・・恥ずかしいです。

以前からこちらにはお邪魔していて、でも正常な判断ができない人間なので、秘密記事に関してはずっとコメを控えていたのですが、一度ご挨拶を、と思いまして。で、どうしてここ?といいますと、この記事を拝読して、わたしもこの本を読んでみたからです。

・・・・・・泣きました~~。
わたしもBL舐めてました・・・・

今ヶ瀬、切ないです。何年も恭一のことを思い続けてきたのに、いつか女性のところへ返さなきゃ、と思ってるところとか、自分の身はわきまえなきゃ、なんて思うところが・・・・もうもう・・・・わたしはこういうケナゲなタイプに弱いのです。(薪さんも4巻ではケナゲでしたよね?)

やっぱり秘密ファンの方は、目が肥えてます。
素敵な本を紹介してくださって、ありがとうございました。

しづ様へ

> 初めまして、めぐるさま。
> しづと申します。

初めまして!
お名前は存じ上げておりました。
こんなひきこもりがちなブログにコメントに来て頂けるなんて嬉しいです。
ありがとうございます!

> わたしも薪さんに溺れてまして、冷静に原作を読むことができません。かれのこの行動は正しいとか、間違ってるとか、正常な判断ができない状態です・・・・・恥ずかしいです。

しづさんもなんですね・・・。
他の「秘密」ブログ様を見ていても、「秘密」の展開次第で激しく落ち込んだり、喜んだり・・・
もしかして冷静に見れている方の方が少ないのかな~なんて思うこともあります。
でも、それもきっと「秘密」や薪さんを思うが故なんですよね!
・・・と思って自分を慰めたりしてます(^^;)

> ・・・・・・泣きました~~。
> わたしもBL舐めてました・・・・

ですよね~。

> 今ヶ瀬、切ないです。何年も恭一のことを思い続けてきたのに、いつか女性のところへ返さなきゃ、と思ってるところとか、自分の身はわきまえなきゃ、なんて思うところが・・・・もうもう・・・・わたしはこういうケナゲなタイプに弱いのです。(薪さんも4巻ではケナゲでしたよね?)

私も健気なタイプに弱いので、今ヶ瀬には泣かされましたよ~(T T)

きっと薪さんも青木や雪子さんの将来のことを思って「自分の立場をわきまえなきゃ・・・」と思っていると思うんですよね・・・。
でも「業」が捨て切れずに辛い思いをしている・・・、そんな所にグッとくるんですよね・・・。

> やっぱり秘密ファンの方は、目が肥えてます。
> 素敵な本を紹介してくださって、ありがとうございました。

どういたしまして。
気に入って頂けたようでうれしいです!
そして、わざわざ読んだ感想も教えてくださってありがとうございました!

プロフィール

都 めぐる

Author:都 めぐる
北に生息する♀
人生の真ん中辺を歩いている最中です。

既婚で2人の子供の子育て中!

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