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メロディ2月号の感想(「心に秘めていた想いと傷」)

風邪をひいてしまいました。
喉の痛みとか咳とか初期症状なので寝込むほどではないのですが、どんどんひどくなるので薬を飲み始めたらとにかく眠い・・・。

昨日は娘の幼稚園の参観日でしたが、ヒーターのそばに座ったら暖かくて気持ち良くって危うく寝てしまうところでした(^^;)

月に一本でも創作が書けたらいいな・・・と思っていたのですが、咳が止まらなくて辛いです。
この体調だとこの先熱とか上がってきそう・・・。

ただでも2月は短いので、次号メロディの発売日までに書いておきたかった2月号の感想を寝込んだりしてしまう前に優先して書いておこうと思います。











メロディ2月号感想
「心に秘めていた想いと傷」


「秘められていた想い」
予告を見る限り、秘密「2010」のキーワードってこれなのでしょうね。
そして2月号のテーマは特に「心の奥に秘めていた傷」だった気がします。

馬場少年は苫小牧沖震災に遭ったこと、そして建物の下敷きになった老人を救えなかったことが大きな心の傷になっていたにも関わらず、彼の周囲の人間、そして少年自身ですらその傷に気付かず、しばらくの間穏やかに暮らしてきた。
しかし再び強い地震に遭い、似たような状況を体験したことで、フラッシュバック(?)のような現象が起き、悲劇は起きてしまいます。
少年が「老人を助けることができた」という幻を見ながら息をひきとるシーンはジーンとしましたが、結局「少年は何の意味もなく亡くなったのだ」という事実を思うと後味が悪い・・・。
誰か気づいてあげられなかったのか・・・と思ってしまいました。

そして山本さんは過去に人間関係で辛い思いをしていた。
でも彼はその後努力して検事となり、現在「第九」の一員になったわけで(一応エリート街道ですよね^^;)、きっと今の自分にそれなりの自信を持っていたと思うし、過去のいじめ体験なんてもうずっと前に乗り越えたと自分自身思っていたはず・・・。
しかしその心の傷は完治していたわけではなく、自分と同じような体験をしていた(と思われる)有田少年の脳を見たことで「かさぶたがはがされた」状態になってしまう・・・。
そしてそんなときに起きた「第九」の捜査情報の漏えいによる「第九」メンバーの自分への不信が更に山本さんの傷をえぐっていく・・・。

このMRIの映像から強く影響を受ける山本さんを見て、改めてMRI捜査ってどういったものなのだろう・・・と考えさせられました。

MRI捜査って死者の脳を見て難事件を解決したり、悪質な事件の真相を知ることが目的なわけで、その際に見なくてはならない人間の脳というのはあたり前の事ですが事件の加害者もしくは被害者の脳・・・。
1巻で薪さんは凶悪犯や特殊な死に方をした「狂った脳」を見るとはどのようなことなのかを青木に語っていましたが、事件が凶悪なものでなく、見る脳が「狂った脳」で無くても、そこには「哀しみ」「憎しみ」「絶望」「恐怖」・・・そういう感情が溢れている。
そして見る側は死者の辛い体験や恐怖を追体験しなければならない・・・。

薪さんは「死者の脳に引きずり込まれないように・・・」というようなことを言っていましたが、ある程度視覚者の想いを想像し、共感しなければ事件の真実、本質が見えてこない気がするし、薪さんはそういう想像力があるからこそMRI捜査で高い能力を発揮しているような気がします。

死者がどんな想いを抱いていたかを想像する。
でも、その想いに共感しすぎて引きずり込まれてしまっては自分の精神を病むことにもなりかねない・・・。

「第九」の捜査員って、実はものすごい精神力がなければできない仕事なんだな・・・。
あの小池や曽我も実はすごかったんだ・・・?
今更ですが、そんなことを思ったわけです(^^;)

そしてそれと同時に今回山本さんがそうだったように、自分自身の持っているトラウマと似たような体験をしている脳を見ることは大変危険なのではないか?
決して忘れられない辛すぎる過去や癒しがたい心の傷を持っている薪さんは果たして「第九」で仕事を続けていていいのだろうか・・・。
いつか自分と似たような罪を犯した人間やまた貝沼みたいな脳を見ることになったら、薪さんは一体どうなるのだろう・・・と心配になってしまいました。

そういう視点で考えると、「秘密」の本編が始まって間もなく薪さんが貝沼の脳を見たことって、最初からものすごい展開だったわけですね・・・。
ハハ・・・、ホント今更・・・、今更ですみませんが、こういうことを思ってしまいました(^^;)

それにしてもMRI捜査が捜査員の心に及ぼす影響についてこんなに具体的に描かれるのは初めてなのではないでしょうか?
「2010」はその辺が興味深くて面白い!
山本さんがこの「壁」を乗り越えられるのかどうか、その辺りも見守っていきたいと思っています。



これらの「秘められていた心の傷」以外に印象に残ったのは、有田少年の周囲の人間の「秘めていた想い」でしょうか。
こちらの「想い」は「良い想い」ではないですね~。

異質な空気を放っていたのだと思われる有田少年をいじめていた少年と、そして教師という立場でありながらやはり彼を無視し続けていた生島・・・。
「第九」が有田少年の脳を捜査することを知り、彼らは強い不安を覚えます。

ここら辺の人間の暗い感情・・・というのでしょうか、汚い所までちゃんと書いてくれるのはやはりさすがだな・・・と思いました。
哀しいけれど、人間が集団の中で異質な者を排除しようとする感情って無くし難いものだと思うのですよね。
大人であっても、子供であっても、例え「聖職」と呼ばれる職についている人間であっても・・・。
特にこの生島先生は亡くなった出崎先生を刺殺した張本人でもあり、心に秘めているものが色々ありそうです。

「有田少年は生島先生のことが好きだった・・・」
まだ定かではありませんが、これから明かされる「秘められていた想い」は生島先生と有田少年の「想い」なのでしょうね。

私は清水先生の作品が魅力的なのは、人間の汚い面がしっかりと描かれるところだと思っています。
だからこそ「愛」とか「献身」とか人間の美しい面がより美しく感動的に見えてくるのではないかな・・・。

そういうわけで、私はこれから明らかにされる有田少年の「秘めていた想い」がとてもとても美しいものであればいいなぁ・・・と次号に期待しています。






なんだか締りが悪い文章ですが、とりあえず一番強く感じたことについて書きました。
ボーッとしてるので誤字脱字、読みにくいところがあるかもしれませんので気づいたら直しますね。
他にも気になっていることがありますので、テーマ別に書いていきたいと思います。







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こんにちは

>>そして見る側は死者の辛い体験や恐怖を追体験しなければならない・「MRI」を見ることは、辛い追体験をすることなんですね・・・。

めぐるさんの意見で、第九メンバーも画を見ながら「共感・想像」してるんだなぁって、再認識しました。これってホント精神力が要りそうです・・・。
3巻で、薪さんが犯罪者側に近いところにいるように青木が見えたのも、加害者の画を見ている影響もあるのかもしれませんね。


>>それにしてもMRI捜査が捜査員の心に及ぼす影響についてこんなに具体的に描かれるのは初めてなのではないでしょうか?

本当にそうですね!今後、影響された捜査員の心情とか、すごく読んでみたいです。
個人的には、薪さん希望です(笑)山本さんも見逃せませんけどね・・・(笑)

私、感想書いたきりで、考察を全然できてません・・・私も読み込まねば!おいてかれる~!!

ともさんへ

コメントありがとうございます(^^)
今日は鍵付きじゃなかったんですね。
久々に明るいところで(?)お返事しますね♪

> めぐるさんの意見で、第九メンバーも画を見ながら「共感・想像」してるんだなぁって、再認識しました。これってホント精神力が要りそうです・・・。
> 3巻で、薪さんが犯罪者側に近いところにいるように青木が見えたのも、加害者の画を見ている影響もあるのかもしれませんね。

なるほど!私は3巻のその表現がつかみ切れずにいたんですよね・・・。
薪さんって「悪人には厳しい」ような所があるので(笑)、過去に後ろ暗いことをしていた少年達に罰を与えたい様な気持ちになっているのかな~と思っていたのですが、「そうか!加害者の画に影響を受け、加害者の気持ちに入ってしまっていたのか!」と今やっとスッキリしました・・・。
自分で書いておいて甘かったですね(笑)

> 本当にそうですね!今後、影響された捜査員の心情とか、すごく読んでみたいです。
> 個人的には、薪さん希望です(笑)山本さんも見逃せませんけどね・・・(笑)

私も他の捜査員のことも見てみたいなって思いました!
でも小池さん、曽我さん、今井さん、宇野さんと想像しましたが・・・。
やっぱり私も薪さん希望で(笑)
それにそろそろ薪さん目線の「特別編」見たい感じもします!

とりあえず次号は山本さんに注目ですね!

> 私、感想書いたきりで、考察を全然できてません・・・私も読み込まねば!おいてかれる~!!

最近考察してる方少ないですよね?
私が回れてないだけかな・・・?
何だか物足りないので、今、考察の記事書いてます。
ともさんのも期待してますよ(^^)
プロフィール

都 めぐる

Author:都 めぐる
北に生息する♀
人生の真ん中辺を歩いている最中です。

既婚で2人の子供の子育て中!

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